不器用でも、まっすぐに
やさしいまなざしで、あなたらしさを残したい。
不器用でも、まっすぐに
やさしいまなざしで、あなたらしさを残したい。

はじまりは、「逃げたい」という気持ちから
最初から「写真が大好き!」という情熱が
あったわけではありません。
むしろ、会社勤めがどうしても自分に合わなくて、
「カメラマンなら一人で仕事ができるかも」と思ったのが、
すべてのはじまりでした。
広告系のカメラマンアシスタントとして飛び込んだ写真の世界。
機材の扱いも、写真の知識もゼロ。
でも、そんな自分でも、
何かが変えられるかもしれないと信じて、
一歩踏み出しました。

現実の厳しさに心が折れそうになった日々
最初の現場は、決して優しい場所ではありませんでした。
誰も教えてくれない環境、理不尽な指示、
心をすり減らすような言葉。
「これで本当に写真が撮れるようになるの?」
という疑問と不安が膨らんでいきました。
次第に写真からも現場からも遠ざかり、気づけば事務作業ばかり。
このままではダメだと思い、1年で退職することにしました。

もう一度、写真と向き合いたいと思った
その後もアシスタントや派遣で写真に関わる機会はありましたが、
納得のいく環境には出会えませんでした。
一度はカメラの仕事から離れた私ですが、
「このまま終わりたくない」という気持ちは、
ずっと心の奥に残っていました。
結婚・出産を経て、自分の時間が少しだけ持てるようになったとき、
再びカメラを手に取り、
「本気で写真と向き合ってみたい」と思いました。
そんな中で出会った、とある写真コミュニティの学びの場が、
今の私の土台になっています。

ゆっくりでも、まっすぐに進んできた道のり
子育ての合間に、ひたすら撮って、学んで、また撮って…。
私は要領よくスムーズに上達できるタイプではないと割り切って、
「10年かけてでも上手くなれたらいい」と思いながら、
少しずつ積み重ねてきました。
ありがたいことに以前所属していた会社では、
写真の仕上がりや安定感について
高い評価をいただくこともありました。
でも、それに甘えることなく
常に学びの途中であるという姿勢を大切にしています。

個性を尊重したやさしい撮影体験を
これまでの経験を通して、
「一人ひとりが違っていて当たり前」ということを、
心から大切に思うようになりました。
だからこそ撮影でも、
「ちゃんとしなきゃ」という気持ちよりも、
「その子らしさ」や「そのご家族らしさ」を、
いちばんに尊重したいと考えています。
「こうした方がいいのかな?」とご家族が気を配る場面でも、
私はそのままで大丈夫ですよ」とお伝えしています。
緊張していたり、人見知りだったり、
カメラから少し離れてしまったりしても、それも大切な個性。
無理に何かを引き出すのではなく、
そのままの空気を大切にしながら、自然な表情や関係性を、
やさしく丁寧に写していきたいと思っています。

お届けしたいのは、安心して頼める撮影体験
これまで撮影をご一緒した方から
「楽しかった」「人見知りだけど撮影できた」
といった言葉をいただける機会が増えてきました。
それが何よりの喜びであり、
私がフォトグラファーを続けたいと思う理由です。
最近では、奥多摩や青梅など、
自然豊かな地元での撮影にも
力を入れていきたいと考えています。
私は、たくさんのことを一度にはできません。
でも、一人ひとりの気持ちに丁寧に寄り添いながら、
「その人らしさ」が自然にあふれるような、
あたたかな写真を残したいと思っています。
少しでも「この人なら安心してお願いできそう」と
感じていただけたら、
ぜひあなたの大切な時間を、私に撮らせてください。
Photographer Profile

はじめまして。フォトグラファーのさとこです。
東京都青梅市を拠点に、家族写真や七五三、ウェディングなどを撮影しています。
よくスマホや鍵を探しています。
少しうっかりなところもありますが、笑ってもらえたら嬉しいです。
感動するとすぐ泣いてしまう涙もろさがあり、撮影中にこっそり泣いてしまうことも。
マッシュポテトが好きで、ピラティスに励み中です。
カメラを通して、まっすぐに「その人らしさ」に寄り添う。
そんな撮影の時間が、ご家族にとっても私にとっても、
やさしく温かなひとときになりますように。
そんな思いをこめて、日々カメラを構えています。

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